2005-02-28から1日間の記事一覧

『四十日と四十夜のメルヘン』

青木淳悟【著】新潮社 【bk1/amazon.co.jp】 「わたし」の部屋には、配りきれなかったチラシが溜まっていく。チラシに書かれた文字が勝手に増殖して…。「『四十日と四十夜のメルヘン』を読みながら私は現実が異なる空間に変容する体験をした」と保坂和志氏が…

『ゲバラ 青春と革命』

横堀洋一【編】作品社 【bk1/amazon.co.jp】 ゲバラを乗せてモーターサイクル旅行をした親友・アルベルト。幼なじみの悪友・ホセ。医者の卵「エルネスト」を革命家「チェ」に育てた最初の妻・イルダ。ゲバラの死に至る戦いでの女性同志であり恋人とも憶測さ…

『ザ・エージェント―ベストセラー作家を探しつづける男』

鬼塚忠【著】ランダムハウス講談社 【bk1/amazon.co.jp】 3年間でベストセラー12冊!日本初の「作家のエージェント」が自らの軌跡とノウハウを明かす。 第1章 作家のエージェントは何をするのか(作家のエージェントの歴史は自動車より長い;欧米の出版…

『映画は光と影のタイムトラベル―映画プログラムの時代』

加納一郎【著】パピルスあい;社会評論社〔発売〕 【bk1/amazon.co.jp】 推理作家が少年のころから観続けた映画でたどる「昭和史」「自分史」。 1 フェイド・イン(第八芸術のころ;活動と四人の文士 ほか);2 ミディアム・ショット(「篭の鳥」を見た;…