『方向音痴の研究』

WAC BUNKO 日垣隆【著】ワック
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898315615/zabon-22/
本書は、方向音痴の人々に福音の山をもたらすと同時に、非方向音痴の人々に科学的な理解と共感を得るために企画されました。全盲社会学者はどのように「今いる場所」を捉えておられるのか。我々の祖先である動物たちは「めざす場所」をどう認知しているのだろう。カーナビは、どのように発明されたのか。そして方向音痴のメカニズムはどうなっており、そもそもそれは「治療」可能なのか。こうした方向音痴の諸問題に、重症患者自身が挑みました。
第1話 全盲社会学者が行く(道に迷わない理由;地図は身体で覚える ほか);第2話 動物の脳内地図(ダンスで連絡を取るミツバチ;ハチとイモリの不思議な生態 ほか);第3話 カーナビ開発秘話(カーナビで夫婦喧嘩をなくす!;試作品の盲点 ほか);第4話 デジタル地図革命(全国の地図をすべて手書き;たった二人の地図作り ほか);第5話 方向音痴のメカニズム(自宅の場所がわからない!;方向音痴は病気の一種? ほか)
日垣隆:1958年、長野県生まれ。店員、トラック配送員、歩合制の営業マン、編集者を経て1987年より作家・ジャーナリスト。『偽善系』で第61回文藝春秋読者賞、『そして殺人者は野に放たれる』で第3回新潮ドキュメント賞などを受賞

方向音痴の研究
方向音痴の研究
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日垣 隆
ワック (2007/04)
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