『観光』

ハヤカワepiブック・プラネット ラープチャルーンサップ,ラッタウット【著】;古屋美登里【訳】早川書房
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闘鶏に負けつづけ、家庭を崩壊に追い込む父を見守る娘の心の揺れを鮮烈に描く「闘鶏師」。11歳の少年が、いかがわしい酒場で大人への苦い一歩を経験する「カフェ・ラブリーで」。息子の住むタイで晩年を過ごすことになった老アメリカ人の孤独が胸に迫る「こんなところで死にたくない」。美しい海辺のリゾートへ旅行にでかけた失明間近の母とその息子の心の交流を描いた表題作「観光」ほか、人生の哀しい断片を瑞々しい感性で彩った全7篇を収録。英米の有力紙がこぞって絶賛し、タイ系アメリカ人の著者を一躍文学界のホープに押し上げた話題のベストセラー。
ガイジン;カフェ・ラブリーで;徴兵の日;観光;プリシラ;こんなところで死にたくない;闘鶏師
ラープチャルーンサップ,ラッタウット:1979年シカゴに生まれ、タイのバンコックで育った。タイの有名教育大学およびコーネル大学で学位を取得後、ミシガン大学大学院のクリエイティブ・ライティング・コースで創作を学び、英語での執筆活動を始める。『観光』でデビューするや、“ワシントン・ポスト”“ロサンゼルス・タイムズ”“ガーディアン”など英米の有力紙が大絶賛し、書評専門誌“パブリッシャーズ・ウィークリー”も「この一年で全米で最も書評される本になるはずだ」と激賞した。2006年には全米図書協会による「35歳以下の注目作家」に選出された
古屋美登里:早稲田大学教育学部卒、翻訳家、エッセイスト

観光
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ラッタウット・ラープチャルーンサップ 古屋 美登里
早川書房 (2007/02)
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