『フィクションと証言の間で―現代ラテンアメリカにおける政治・社会動乱と小説創作』

寺尾隆吉【著】(京都)松籟社
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小説家と政治の関係、さらに小説創作における政治・社会的要素の取り込み方について、20世紀のラテンアメリカ全体を視野に入れて論じる。
序章 二十世紀ラテンアメリカにおける小説家と政治;第1章 メキシコ革命小説の盛衰;第2章 国家統合と小説創作;第3章 魔術的リアリズム反帝国主義の文学;第4章 アウグスト・ロア・バストスとヒューマニズムの小説;第5章 コロンビアの暴力小説とガルシア・マルケスの登場;第6章 幻想文学と政治参加―フリオ・コルタサルの後期短編小説;結論 政治と向き合うことから生まれてくる文学