『動物に愛はあるか〈2〉ツバメの救急移送、七面鳥の安楽死』

ハヤカワ文庫NF―ライフ・イズ・ワンダフル・シリーズ モーリス・バートン【著】;垂水雄二【訳】早川書房
「うちの猫はしゃべる」というのは飼い主の欲目と決まっているが、なかには、どう見ても知的に他を「思いやった」結果としか思えない行動の例が、新聞雑誌には載っている。池の金魚に餌をやるコウカンチョウ、ラクダに水をやったゾウ、溺れた飼い主を助けたイヌ…その真偽はいかに?著者が長年かけて収集し、自分でも出くわした面白すぎるエピソードについて、科学者らしく慎重に検討しながら紹介する動物誌。
保護を与える鳥;哺乳類による救出行動;英雄的行為の調査;動物の応急処置;救急移送;助っ人を連れてくる;給餌と食物の分け与え;仔を守る;安楽死助産婦と子守;認知;口づけ、恩返し、友好;まとめ

動物に愛はあるか (2)
動物に愛はあるか (2)
posted with amazlet on 06.07.25
モーリス・バートン 垂水 雄二
早川書房 (2006/07)