『夜の言葉―ファンタジー・SF論』

岩波現代文庫 ル=グウィン,アーシュラ・K.【著】;山田和子【ほか訳】岩波書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400602102X/zabon-22/
「人間は昼の光のなかで生きていると思いがちなものですが、世界の半分は常に闇のなかにあり、そしてファンタジーは詩と同様、夜の言葉を語るものなのです」意識下の闇の世界を旅して発見した夢の素材を言語化する―。『ゲド戦記』『闇の左手』の作者が、自らの創作の秘密を語りながら、ファンタジーサイエンス・フィクションの本質に鋭く迫ったエッセイ集。
モンダスに住む;みつめる眼;夢は自らを語る;エルフランドからポキープシへ;アメリカ人はなぜ竜がこわいか;子どもと影と;SFにおける神話と元型;性は必要か?;エスケープ・ルート;アメリカSFと他者;石斧とジャコウウシ;魂のなかのスターリン;SFとミセス・ブラウン;書くということ;宇宙論のすすめ

夜の言葉
夜の言葉
posted with amazlet on 06.05.26
アーシュラ・K. ル・グウィン Ursula K. Le Guin 山田 和子
岩波書店 (1992/05)
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