『典子44歳、いま、伝えたい―「典子は、今」あれから25年』

白井のり子【著】光文社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334975011/zabon-22/
両腕のないサリドマイド児として生まれた著者が、結婚、二児の子育てを経て、この春、熊本市役所を退職し、講演活動を開始。沈黙破りふたたび羽ばたく。
生まれてきた日;幼少期;小学生;思春期;就職;映画「典子は、今」;結婚;子育て;ファミリー;スマイルビー;飲む、食べる;よく尋ねられること;今を大切に生きる
白井のり子:1962年1月、熊本県熊本市で、両腕を失ったサリドマイド児として生まれる。66年、「女性自身」の記事がきっかけで、典子ちゃんの存在がマスコミの注目するところとなる。80年に熊本市役所に就職。翌81年、彼女が主演した映画「典子は、今」(松山善三監督)は、当時皇太子だった天皇陛下美智子様もご覧になるという空前の大ヒットになり、全国から寄せられた手紙は一カ月三万通にものぼり、一躍時の人に。83年に結婚し、翌年長女、95年に長男を出産。2006年3月末に熊本市役所を退職して、新たに白井のり子事務所「スマイルビー」を設立、講演活動をスタートさせた。これまで「普通の女性」として生きたい、自分自身を守りたいと、マスコミの取材を一切、拒み続けてきたが、これからは「今の、のり子」を知って、元気や勇気を感じてくれる人々と出会うため、全国各地を飛び回る