『北は山、南は湖、西は道、東は川』

zabon2006-03-07

ラースロー,クラスナホルカイ【著】;早稲田みか【訳】(京都)松籟社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4879842389/zabon-22/
京都の町を走る京阪電車の扉が静かに閉まる。無人の駅にひとり降りたつ美しい若者―彼こそ、かの光源氏の孫君。何かが彼にささやいている、彼の求めるものが、何世紀もの長きにわたって探し求めてきた「隠された庭園」が、この地にある、と。しかし―ハンガリーの想像力が“日本”と出会うとき。
ラースロー,クラスナホルカイ:ハンガリーの小説家。1954年、ハンガリー南東部の町ジュラに生まれる。出版社勤務を経て1983年から作家活動を展開。2000年に半年間、また2005年にも、国際交流基金招聘フェローとして京都に滞在した
早稲田みか:国際基督教大学卒業、一橋大学大学院修了。現在、大阪外国語大学教授。専攻はハンガリー語

クラスナホルカイ・ラースロー 早稲田 みか
松籟社 (2006/03/09)