『沖縄文学という企て―葛藤する言語・身体・記憶』

新城郁夫【著】インパクト出版会
bk1/amazon.co.jp
言葉をめぐる戦争、身体をめぐる戦争、記憶をめぐる戦争、そのような戦争のさなかにある沖縄を、文学を通じて感知していくことは可能か。
第1章 戦争の記憶(戦後沖縄文学覚え書き―『琉大文学』という試み;「レイプ」からの問い―戦後沖縄文学のなかの戦争を読む ほか);第2章 言語的葛藤としての沖縄(言語的葛藤の沖縄―知念正真『人類館』の射程;沖縄をめぐる言葉の諸相 ほか);第3章 目取真俊論(「企て」としての少年/目取真俊論;「水滴」論 ほか);第4章 漂う沖縄文学のために(崎山麻夫「ダバオ巡礼」;松浦茂史「コンビニエンスの夜」 ほか)