『日本ロケット物語 新版』

大沢弘之【監修】誠文堂新光社
bk1/amazon.co.jp】3,500
多くのロケットファンを魅了した書籍『日本ロケット物語』(1996年、三田出版会刊)が、新版となって再びロケットファンのもとに帰ってきた(誠文堂新光社刊)。旧版同様、史実に基づいた詳細なロケット開発資料に加え、H‐2AやM‐Vなど最新のロケットやそれらの打ち上げの話題など盛り込んで、さらに充実した内容でお届けする。
序章 ロケットの起源と発達―夢から現実へ;第1章 世界のロケット史―その起源から近代的ロケットの誕生まで;第2章 日本のロケット黎明期―兵器としての価値を認められなかったロケットの運命;第3章 戦前・戦中のロケット―兵器としてのロケット研究;第4章 戦後復興期のロケット技術―小さくとも大きな可能性を秘めたロケットの誕生;第5章 軌道への挑戦、宇宙科学に貢献するミュー・ロケット―ラムダの苦悩と栄光〜そして宇宙科学のトップをめざす;第6章 宇宙開発の本格的な発展、実用衛星の時代―科学技術庁を中心とした研究;第7章 宇宙実験用ロケットの開発―微小重力実験用ロケットおよびJ‐1ロケットの開発;第8章 大型ロケットH‐2の誕生―ハイテク・ニッポンの技術的精髄;第9章 H‐2Aロケット計画―ロケットの世界市場でしのぎを削る最新鋭ロケット;第10章 ISSからさらに遠くの宇宙へ―輸送システムとしてのさらなる技術の発展をめざして