『戦後名編集者列伝―売れる本づくりを実践した鬼才たち』

桜井秀勲【著】編書房;星雲社〔発売〕
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名編集者と呼ばれる人は何人もいるが、マス・マーケットで成功した人は少ない。この本に登場する編集者は知恵と才能とひらめきと努力で、自らの編集者人生を切り開き、売れる本をつくり出してきた人々だ。それぞれの人生の光と影も味わい深く、どこから読んでも編集者の本質がくっきりと浮かび上がってくる。
文芸春秋」の体質をつくった池島信平;カッパ文化で一世を風びした光文社・神吉晴夫;雑誌にデザインを持ち込んだマガジンハウス・清水達夫;「本は女である」を実践した青春出版社・小沢和一;新潮社の怪物・斎藤十一という男;女性誌の今日を予見した文化出版局今井田勲;ジャーナリズムの正道を歩んだ「週刊朝日扇谷正造;一代の風雲児、KKベストセラーズ岩瀬順三筑摩書房を再建した編集学の神様、布川角左衛門;雑誌のリニューアル創刊の名人、本多光夫〔ほか〕
 新書館のものといい、はやっているんかい?