『ねむる花』

テディ文庫 三鷹うい【著】テイアイエス
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妖しいまでの美貌、決して他には殺されぬ無敵の『力』。『桜屋』四番めの子『しにこ』は、生まれながらにしてそれらを背負い、修行ののち佐保神宮の宮司となる。しかし霞の『力』は十七の春を過ぎても眠ったままだ。勅命が下る。宮司の殺害によって開かれた裏鬼門を閉ざせと。竜路、稔の兄弟とともに西へ向う霞は、負の気の寄座、鬼戻の闇の権化、戸崎と出会う―気鋭のオカルティック・サスペンス始動。