『シマノ―世界を制した自転車パーツ 堺の町工場が「世界標準」となるまで』

山口和幸【著】光文社
bk1/amazon.co.jp
シマノのレーシングコンポを使えば勝てる。そういうものを我々は作ろう」本場ヨーロッパの厚い壁、ユーザーからのクレームの嵐、そして幾度かの挫折をバネにあくなき挑戦を続け、“自転車界のインテル”と呼ばれるまでになったシマノ。そして2003年7月、100周年を迎えるツール・ド・フランスで、「7800デュラエース」のプロトタイプを駆使したL・アームストロングが、史上5人目の最多優勝、史上2人目の5連覇に挑む。「デュラエース」がいま、新たな歴史を作ろうとしている。
1 常識を打ち破るSTIの衝撃;2 デュラエース誕生;3 エアロの挫折;4 SIS搭載;5 ライバル;6 レーシングチーム;7 MTBで大ブレーク;8 アトランタ・プロジェクト;9 新たな歴史