2003-12-19から1日間の記事一覧

『ノルシュテイン氏の優雅な生活』

ラピュタ新書 ウスヴァイスカヤ,ターニャ【著】ふゅーじょんぷろだくと 【bk1/amazon.co.jp】 ロシアのアニメーション作家、ユーリ・ノルシュテインの助手であり、兼スタジオの買い物係ターニャ。身近に生活する大監督の日常を心のままに書き留めた傑作イラ…

『鉄道土木技術者が経験した変わった構造物と特異な災害』

仁杉巌【監修】;池田俊雄;久保村圭助【著】交通新聞社 【bk1/amazon.co.jp】 鉄道土木技術者は実際の建設現場で、往々にして変わった構造物を造らざるを得ない条件に遭遇し、また既設線では特異な災害に遭遇することがある。本書は、あまり知られていない…

『日本の近代活字―本木昌造とその周辺』

(長崎)近代印刷活字文化保存会;朗文堂〔発売〕 【bk1/amazon.co.jp】鋳造活字を用いた活版印刷術の発明はヨーロッパ近代の成立を促したが、日本においてもその導入と普及は近代化の推進に欠かすことのできない原動力であった。そこにきわめて大きな役割を…

『マジカル・ラテン・ミステリー・ツアー』

五柳叢書 野谷文昭【著】五柳書院 【bk1/amazon.co.jp】 シエラマエストラ山中でゲバラの隠れ家を見た1971年、著者のラテン遍歴の旅は始まった。マドリードへ、メキシコシティーへ、ハバナへ、ブエノスアイレスへ、…。濃密な生のリズムに誘われて、「南…

『ベビュカン―あるいは奇蹟のディレッタントたち』

アインシュタイン,カール【著】;鈴木芳子【訳・解説】未知谷 【bk1/amazon.co.jp】 あらゆる愚者の心を奪う完璧な調和を目論むダダの旗手C.アインシュタインの表現主義からダダ・シュールへと向かう結節点と位置付けられる頭脳小説。ベビュカンとは主人…