『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』

中俣暁生;舞城王太郎愛媛川十三【著】バジリコ
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「青春小説」「恋愛小説」「純文学」「セカイ系」…!?小説を閉じこめているジャンルを「解体」し、あらたな現代日本文学の「誕生」を宣言する、ユニークで画期的な評論集。サブテキストとして舞城王太郎愛媛川十三の小説と評論を一〇〇枚収録。
鍵のかかった部屋」をいかに解体するか;僕のお腹の中からはたぶん「金閣寺」が出てくる。;全てのポップ文学を対象とする「羊男賞」の創設を提案する;Minimum Soul,Maximum Rock’n’roll―古川日出男論;いーから皆密室本とかJDCとか書いてみろって。;私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。;お台場二十三階からジャンプ!;「セカイ」から「世界」へ復帰するために;「魔道市」はなぜナガサキにあるのか;暴力とポップ―吉本隆明論;遊星から落ちてきた「X」の悲劇;ヒャッケン・スルー・ザ・ルッキングラス;テラヤマシュージ・ツールキット;この街のすべてがポップなゴミでできていることは、なんてつまらなくも素敵なことだろう
仲俣暁生:1964年、東京都生まれ。フリー編集者・文筆家。1990年代から「シティロード」「ワイアード日本版」「季刊・本とコンピュータ」などの雑誌で編集者として活動した後、現在は小説や音楽からインターネット文化にいたるまで、同時代の文化について幅広い執筆・編集活動を行う
舞城王太郎:1973年生まれ。2001年、『煙か土か食い物Smoke,Soil or Sacrifices』で、第一九回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年に、『阿修羅ガール』(新潮社)で第一六回三島由紀夫賞を受賞
愛媛川十三覆面作家

鍵のかかった部屋をいかに解体するか
仲俣 暁生
バジリコ (2007/03/12)
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