『シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム』

藤本徹【著】東京電機大学出版局
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4501542705/zabon-22/
エンターテインメント向けに発達したデジタルゲーム技術を社会の諸領域の問題解決に活用する「シリアスゲーム」。教育・公共政策・ヘルスケアなどの多様な分野から注目を集めるシリアスゲームのコンセプトや開発・導入のための考え方を実例を交え論考。ゲームが広げる教育・学習の可能性を探る。
第1章 ゲームと教育・学習;第2章 シリアスゲームとは;第3章 シリアスゲームの事例研究;第4章 ゲームの効能と学習効果研究;第5章 オンラインゲーム世界への展開;第6章 シリアスゲーム開発と導入の考え方;第7章 シリアスゲームの将来像
藤本徹:1973年生まれ。大分県出身。慶應義塾大学環境情報学部卒。教育関連企業などでの勤務を経て、2002年よりペンシルバニア州立大学大学院の教授システム学(インストラクショナル・システムズ)プログラム博士課程に在籍。教授システム学の観点から、デジタルゲームを利用した教育方法・学習環境のデザインや、オンラインゲーム世界の学習コミュニティの研究に取り組んでいる。2004年よりシリアスゲームジャパンのコーディネーターとして、日本にシリアスゲームを紹介し、日本における普及活動を推進している