『自転車少年記―あの風の中へ』

新潮文庫 竹内真【著】新潮社
あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。新世界への旅立ちだ。喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。もちろん素敵な恋もした。単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。
竹内真:1971(昭和46)年、新潟県生れ。’95(平成7)年に三田文学新人賞を受賞。’98年に『神楽坂ファミリー』で小説現代新人賞を、’99年に『粗忽拳銃』で小説すばる新人賞を受賞する

自転車少年記
自転車少年記
posted with amazlet on 06.10.31
竹内 真
新潮社
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5 好きなもので培った絆は強い
5 駆け抜けたのは、今日へ続く道
5 自転車を題材とした少年達の成長が描かれる爽快な作品