『いつだって長さんがいて…』

今江祥智【文】;長新太【絵】(神戸)BL出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776401975/zabon-22/
長新太の「宇宙」がここにある。半世紀近くの厖大な長新太仕事の仕事の中で、組み立ててみた極小世界。風変わりな絵本。
『山のむこうは青い海だった』挿絵;『かくれんぼ物語』表紙;『フルートと子ねこちゃん』挿絵;『愛に』挿絵;『ズボンじるしのクマ』表紙;墨『おれたちのおふくろ』によせて;『いまえよしともようちえんのえほん』より;『袂のなかで』;『なんででんねん天満はん』より〔ほか〕
今江祥智:1932年大阪生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。編集者を経て、絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など多岐にわたって活躍している。『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(絵/片山健 童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(絵/長谷川義史 BL出版)で日本絵本賞を受賞
長新太:1927年東京生まれ。漫画家としてスタートし、絵本、挿絵、イラストレーション、童話、エッセイなど幅広いジャンルで活躍。『おしゃべりなたまごやき』(作/寺村輝夫 福音館書店)で文藝春秋漫画賞、『はるですよふくろうおばさん』(講談社)で講談社出版文化賞、『ヘンテコどうぶつ日記』(理論社)で路傍の石幼少年文学賞、『ゴムあたまポンたろう』(童心社)で日本絵本賞など、受賞多数。2005年逝去