『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』

チャイルズ,ジェームズ・R.【著】;高橋健次【訳】草思社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421538X/zabon-22/
誰がどのように引き起こし、誰がどのように食い止めたのか?原発事故から高層ビル倒壊まで、メカニズムと人的要因をあぶりだす。
より巨大に、より高エネルギーに;信じがたいほどの不具合の連鎖;スリーマイルアイランド原発事故;「早くしろ」という圧力に屈する;テストなしで本番にのぞむ;最悪の事故から生還する能力;大事故をまねく物質の組みあわせ;人間の限界が起こした事故;事故の徴候を感じとる能力;危険にたいする健全な恐怖;あまりにも人間的な事故;少しずつ安全マージンを削る人たち;最悪の事故を食い止める人間
チャイルズ,ジェームズ・R.:米国の技術評論家。1955年生まれ。ハーバード大学卒業、テキサス大学ロースクール修了。科学技術と産業、社会の関係を考察する記事を雑誌に寄稿している。寄稿先は「スミソニアン」「エア・アンド・スペース」「オーデュボン」など。単行本の出版は『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』が初めて。ミネソタ州ミネアポリス市在住
高橋健次:1937年生まれ。慶応義塾大学英文科卒業。出版社勤務を経て翻訳者