『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』

新潮文庫 NHK「東海村臨界事故」取材班【編】新潮社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101295514/zabon-22/
東海村臨界事故―被曝治療83日間の記録』改題書
1999年9月に起きた茨城県東海村での臨界事故。核燃料の加工作業中に大量の放射線を浴びた患者を救うべく、83日間にわたる壮絶な闘いがはじまった―。「生命の設計図」である染色体が砕け散り、再生をやめ次第に朽ちていく体。前例なき治療を続ける医療スタッフの苦悩。人知及ばぬ放射線の恐ろしさを改めて問う渾身のドキュメント。
被曝 一九九九年九月三〇日;邂逅―被曝二日目;転院―被曝三日目;被曝治療チーム結成―被曝五日目;造血幹細胞移植―被曝七日目;人工呼吸管理開始―被曝一一日目;妹の細胞は…―被曝一八日目;次々と起きる放射線障害―被曝二七日目;小さな希望―被曝五〇日目;被曝五九日目〔ほか〕