『世界のアニメーション作家たち』

小野耕世【著】人文書院(京都)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4409180037/zabon-22/ref=nosim/
インタビュー&作品紹介。作家、創作の秘密と自らの来歴を語る。30年にわたり積み重ねた対話。凝縮された時間がいま、ときほぐされていく。
ヤン・シュヴァンクマイエル「アニメーションは触覚的な活動だ」;ミシェル・オスロ「私は北斎を心の師だと思っている」;ルネ・ラルー「アニメーションこそがほんとうの映画だ」;ラウル・セルヴェ「私はルネ・マグリットを怒らせてしまったよ」;スーザン・ピット「最初の『キング・コング』の映画が大好きよ」;ジミー・T・ムラカミ「私は日系人収容所で『白雪姫』を見た」;フレデリック・バック「絵はちいさくてもかまわないんだ」;ニック・パーク「口がないからこそ雄弁なのさ」;エドゥアルド・ナザロフ「アニメ作りには女房の協力が必要だよ」;ユーリ・ノルシュテイン「いつも父への想いが私を追っているのです」;アレクサンドル・ペトロフ「油絵アニメは、最も自然で調和のとれる手法だった」;イジー・バルタ「『笛吹き男』の色彩には苦労したよ」;カレル・ゼマンジュール・ヴェルヌの海に、私はあこがれた」;ポール・グリモー「ぼくはジュール・ヴェルヌの生まれ変わりかな」;レイ・ハリーハウゼン「ダイナメーションの映像魔術を話そう」
小野耕世:1939年東京生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒。映画・マンガ評論家、作家。現在、国士館大学21世紀アジア学部客員教授日本マンガ学会理事など。熱気球パイロットでもある。2006年第10回手塚治虫文化賞特別賞受賞