『霞っ子クラブ―娘たちの裁判傍聴記』

高橋ユキ;多岐川美伎;長谷川零;加賀見はる子【著】新潮社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103015314/zabon-22/
熱く人生を語る裁判官、勝手な正義に酔う検事、被害者を虐めまくる弁護士、そしてチャランポランな被告人…。親殺し、詐欺、集団レイプ、放火から強盗殺人まで。平均年齢27歳、裁判所の「アイドル集団」が法廷で目撃した、ドキドキハラハラの犯罪百花繚乱。あの「有名事件」の被告人たちも続々登場。裁判の××、教えます。事件に萌える四人娘が覗いたハラハラドキドキの人間模様。超人気ブログ単行本化。
1 晴れた日にはオシャレにキメて傍聴に;2 裁判長のそのひとことに(萌っ);3 休憩タイムに農水省ランチを味わって;4 傍聴終えたらカフェラテ片手に恋バナを

なんだかなあ。
私が高校のときに社会科見学会で傍聴した裁判では、加害者側の弁護士が時間いっぱいずっと一人で話していただけだった。それも本当に途中のものだったから、多分1時間ぐらいあったと思うんだけど、それがどういう事件だったのかすらよくわからなかった。普通に人の生い立ちみたいな話だったと記憶している。断片的な情報から、障害者である被害者の将来を儚んで殺害してしまった家族(が誰なのかすらわからなかった)の事件だったんじゃなかろうか、と、当時は思った。確かに面白くはあったが……。
#他の班では、窃盗事件であっという間に判決で終了とかだったらしい。
北尾トロの傍聴本がきっかけなのかもしれないけど、これはちょっと不快。

霞っ子クラブ 娘たちの裁判傍聴記
高橋 ユキ 多岐川 美伎 長谷川 雫 加賀美 はる子
新潮社 (2006/08/17)
裁判長!ここは懲役4年でどうすか―100の空論より一度のナマ傍聴
北尾 トロ
鉄人社 (2003/11)
売り上げランキング: 65,047
おすすめ度の平均: 3.29
3 ふつーに面白いよ
4 冒涜してる、だから良い
2 浅い、薄い