『サイボーグとして生きる』

マイケル・コロスト【著】;椿正晴【訳】ソフトバンククリエイティブ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797334215/zabon-22/
ある日突然、完全に聴力を失ったマイケルは、コンピューターで制御される人工内耳を頭に埋め込む手術を受ける。以来、彼と世界とをつなぐ感覚は機械にゆだねられ、ソフトウエアがバージョンアップされるたび、彼の聴覚も「更新」されてゆく。身体の一部を機械装置に置き換え、はからずもサイボーグとなったひとりの男の稀有な体験と、その葛藤、感慨、恋愛などを描く一人称のルポルタージュ
難聴者から失聴者へ;人工内耳手術;二つの世界の狭間で;システム起動;二三万通りの現実;脳のプログラム変更;ソフトウエアのアップグレード;人工内耳がもたらす喜びと悲しみ;サイボーグとしていかに生きるべきか;人との結びつき;テクノロジーを活かすために;マイク二・〇へのバージョンアップ
マイケル・コロスト:ブラウン大学卒。テキサス大学オースチン校にて博士号を取得。現在は科学ライターとして活躍するほか、コンピューター教育のコンサルティングにも従事。サンフランシスコ在住
椿正晴:都立高校教諭、予備校講師を経て翻訳者となる

サイボーグとして生きる
マイケル・コロスト 椿 正晴
ソフトバンククリエイティブ (2006/07/01)