『リスとアリとゾウ』

ムラースコヴァー,デイジー【作】;関沢明子【訳】(神戸)BL出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776401843/zabon-22/
アリは「星ってどんなもの?どんなふうにみえるの?絵をかいて!」といいました。アリは、あんまり遠くにあるものはみえないのです。リスは、アリがよくみえるように、じめんに星の絵をかきました。チェコを代表する著名な画家の著者は、1970年代を中心に、子どものためにお話を書き、挿絵も描きました。森の中に生きる動物たちの成長が叙情豊かに描かれ、足元の落ち葉の音が聞こえてきます。チェコ絵本の傑作。
ムラースコヴァー,デイジーチェコの画家、作家。1923年プラハ生まれ。1943‐44年プラハ美術工芸学校で学ぶ。身近なものとのかかわりを通して、人生の根源的な問題を子どもたちに静かに問いかける。画家としての活動が多いが、子どものために、文・絵をかいた本は11冊
関沢明子:1942年兵庫県生まれ。出版社勤務を経て1984‐86年プラハ在住。チェコおよびスロヴァキアの子どもの本の紹介活動にたずさわる

リスとアリとゾウ
リスとアリとゾウ
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デイジー・ムラースコヴァー 関沢 明子
BL出版 (2006/05)