『ロシア・ファンタスチカ(SF)の旅』

ユーラシア・ブックレット〈No.90〉宮風耕治【著】;ユーラシア研究所・ブックレット編集委員会【企画・編】東洋書店
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488595617X/zabon-22/
タルコフスキー監督の映画『惑星ソラリス』など一部の例外を除き、なじみの薄いロシアのSFも、本国ではもっとも人気の高い文学ジャンルである。その歴史と現在の状況、魅力について本格的に紹介した一冊。
第1章 SFと「ファンタスチカ」;第2章 再発見された作家たち;第3章 ストルガツキー兄弟の世界;第4章 現代の作家たち;第5章 ロシア・ファンタスチカをめぐる人々
宮風耕治:1977年生まれ。大阪大学文学部卒。ロシアSF翻訳家。サンクト・ペテルブルグで開催されるSF大会「ストランニク」に5年連続で参加し、現地で作家やファンたちと直に交流を深めた。2002年、遍歴者賞小賞受賞