『くものすおやぶん とりものちょう』

秋山あゆ子作 福音館書店 定価840円(本体価格800円) 2005年10月15日
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http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.jsp?goods_id=10817
虫の町のお菓子屋に盗みの予告状が届く。盗人を待ち受ける蜘蛛の巣親分の前に現れたのは、姿の見えない盗賊だった! 本格的時代劇絵本と新ヒーローの登場です。
春爛漫の虫の町、桜の花も真っ盛り。そんな平和なある日、お菓子の老舗「ありがた屋」に盗人(ぬすっと)「隠れ羽」から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは岡っ引き「蜘蛛の巣親分」こと鬼蜘蛛の網蔵に助けを求める。親分と蠅取り蜘蛛のぴょんきちは隠れ羽を待ち受けるが、現れた隠れ羽は、羽の模様を周囲に合わせて姿を消してしまう特殊な蛾だった! 桜吹雪の舞う中で、壮絶な捕り物劇が繰り広げられる。見えない敵を相手にぴょんきちが跳び、親分の網が宙を舞う。はたして、親分は隠れ羽を捕らえられるのか!? 月刊「こどものとも」として刊行されるや子どもたちの支持を得て評判を呼び、売り切れ御免となってしまった「くものすおやぶん」が、ハードカバー版になって再登場。愛らしい虫たちの町を舞台にした本格的時代劇絵本の醍醐味を、たっぷりとお楽しみください。
http://homepage3.nifty.com/kitahara/mystery.html#Anchor/mystery1/
北原尚彦さんが紹介している。参考↓