気ぃ悪い本

zabon2005-06-29

『J.C.オカザワの下町を食べる―下町の名店二百選』J.C.オカザワ【著】晶文社出版;晶文社〔発売〕
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東京には東京の楽しみがある。東京の魅力を味わいつくすには、何といっても下町が一番。すし、天ぷら、うなぎ、そばは言うに及ばず、どぜう、馬肉にいたっては、まさに下町の独壇場といったところ。高くて美味しいのはあたりまえ。安くて美味しいものが見つかるのも下町ならではの醍醐味だ。「名店二百選」から「こんなときにはこの一軒」まで、築地、日本橋門前仲町柳橋、両国…隅田川を中心に約300店。「丸ビル」「浅草」「銀座」にひきつづき、J.C.オカザワの舌が冴えわたる、下町の“食べもの屋”徹底ガイド。
名店二百選(勝どき・月島・佃;築地 ほか);二百選にあと一歩の優良店(八千代;たけだ ほか);二百選にもれた有名店(まんぷく苑;味泉 ほか);こんなときにはこの一軒(はし田;月よし食堂 ほか)
 これ、面白そうだったから手にとってみたのに、標準語でどういうのかよくわからないけれども、大阪弁で言うところの非常に「気ぃ悪い本」であった。わずか30ページぐらいのなかに、4,5回、「気ぃ悪い」記述が出てくるという、奇特な本。店や地域を馬鹿にしたものから、「ここはいいけど、ここはちょっと」という書き方、果ては店の主人の家族問題まで、なんだか余計なお世話的な記述が非常に目立って、むかむかッとしてしまったのであった。気分が悪いんじゃなくて、もっと……
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/~shuno/speech/990131.htm
うん、不愉快というか、失礼と言うか、こういうの標準語でなんていうの?