『南極―国境のない大陸』

zabon2005-04-19

武田剛【著】朝日新聞社
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地球環境を見守る観測に世界27カ国の基地が協力し、動物たちは国際条約で保護されています。そんな南極の今を伝えようと、朝日新聞南極支局は2004年1月に開設されました。’03‐’05。カメラを片手に1年2カ月、45次南極越冬隊の写真記者が撮った無限の大陸。
ペンギンたちが迎えてくれた;赤い岩壁、君の名は;夢のアンテナ;お金のいらない世界;ペンギン哀史;越冬の病;がんばった犬たち;オーロラの一番桟敷;かわいそうなカメラ;風の贈り物;ひとときの静寂;息苦しい旅;ケイタイが恨めしい;心穏やかな撮影;不吉なぬくもり;地球最大の浮遊物;雪上車の墓場;遺書を残した出張
武田剛:1967年福岡生まれ。立教大学文学部卒。1992年朝日新聞入社。東京、大阪、名古屋の各本社写真部などを経て、2004年1月より南極支局員。立教大学山岳部時代にインドヒマラヤのナンダコート峰(6867メートル)などに登頂。1996年極北ロシアのチュコト半島の先住民を訪ね、クジラ漁やトナカイ遊牧の暮らしを取材する。2001年から02年にはタリバーン政権崩壊後のアフガニスタン、03年にはイラク戦争を報道した。2003年末から45次南極観測隊に同行し、支局開設中の1年2カ月間にわたって、南極の自然や観測活動の様子を伝える