『わたしと子犬の時間―フランソワのアレルギー闘病記』

ふなこしゆり【文・写真】講談社
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わずか生後2か月のフレンチブルドッグの子犬は、ぬいぐるみのライオンをぽーんと口で放り投げるとダッシュして食らいつき、ハンティングの一部始終をやってのけた。開いて立った大きな耳、丸い瞳、むぎゅっとつぶれた丸い鼻…、神様がこの子につけた小さなしっぽは、くるっと巻き、潔く、可憐だった。偶然の出会いから、共に暮らしはじめる“わたし”と子犬のフランソワ。やがて、フランソワはアレルギー性皮膚炎を発症する。フランソワの回復までの日々をエッセイと写真でつづる闘病記―。おいしく治す手作りごはんの簡単レシピも巻末に。
ある春の日のこと;わたしのフランソワ;新しい日々;はじめての動物病院;夢みた世界;つぎなる動物病院;ポエム&フォト;友だちができたよ;アレルギー性皮膚炎の発症;原因不明…?;3番目の動物病院;はじめての手作りごはん;時間にのって;ふたりの絆;思い出の日々;フォトアルバム;レシピ集