『白の鳥と黒の鳥』

いしいしんじ【著】角川書店
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耳を澄ませば、すぐ近くに聞こえてくる、小鳥たちのさえずり、住人たちの笑いと息づかい。世界のはしっこで生きぬく幸福な物語。物語の魔法つかい、いしいしんじの愛しき短篇小説集。
肉屋おうむ;しろねずみ;せみ子の黄色い傘;カラタチとブルーベル;薄い金髪のジェーン;オールド・ブラック・フォスター;赤と青の双子;魔法のリコーダー;紫の化粧;紅葉狩り顛末;すげ替えられた顔色;ボウリングピンの立つ所;緑春;わたしの千食一夜―第百二十三回;白黒の鳥の声;おっとせいを飼う;薄桃色の猫たち;透明に関する四つの小話;太ったひとばかりが住んでいる村