『ホメロス・イリアス〈上〉』

ワイド版岩波文庫 松平千秋【訳】岩波書店
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トロイア戦争の末期、物語はギリシア軍第一の勇将アキレウスと王アガメムノンの、火を吐くような舌戦に始まる。激情家で心優しいアキレウス、その親友パトロクロストロイア軍の大将ヘクトルら、勇士たちの騎士道的な戦いと死を描く大英雄叙事詩
悪疫、アキレウスの怒り;夢。アガメムノン、軍の士気を試す。ボイオテイアまたは「軍船の表」;休戦の誓い。城壁からの物見。パリスとメネラオスの一騎討;誓約破棄。アガメムノンの閲兵;ディオメデス奮戦す;ヘクトルとアンドロマケの語らい;ヘクトルとアイアスの一騎討。死体収容;尻切れ合戦;使節行。和解の歎願;ドロンの巻〔ほか〕