『図書館のキス―Good News Boy福音の少年』

加地尚武【著】ぺんぎん書房
bk1/amazon.co.jp
御厨家はごく平凡な家族。父・象山は錬金術師、母・典子は呪い専門の魔女、高校受験が気掛かりな一人息子の恵は、世界に6人しかいない偉大な魔法使いだ。そして、もっと気掛かりなのが、同居している飛びっきりの美少女2人…天才的な上級魔女の大場エリカと、元ホムンクルスの十川アナである。ところが平穏な彼らの生活の背後では、世界支配を目論む恐べき陰謀が進んでいた。
加地尚武愛媛県出身。1981年同志社大学経済学部卒。在学中は「同志社大学推理小説研究会」に所属。有栖川有栖氏、黒崎緑氏、白峰良介氏ら後に作家としてデビューする面々とともに活動。創作活動からしばらく遠ざかるが、1995年からファンフィクションを書き始める。前作『福音の少年』で脚光を浴びたヤングアダルト分野の新進気鋭作家