『二次元美少女論―オタクの女神創造史』

吉田正高【著】二見書房
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本書は、特定の仮想空間ないしはストーリー上における二次元美少女の存在意識を中心に考察し、二次元美少女進化のベクトルを探ることで、戦後日本人(特にオタク世代以降)の見えざる共通心性を浮彫りにする。さらには、二次元美少女の歴史を語る上で、もっとも重要でありながら、同時に一般の人々にとってもっとも理解しがたい同人誌や同人ビデオなどのアンダーグラウンド文化も正史として組み込むことで、より深い意味での現在の文化状況への影響を検証する。
第1章 甲胄・パワードスーツ・触手;第2章 メカ美少女;第3章 美少女パイロット;第4章 格闘美少女;第5章 ヴァーチャル・アイドル;第6章 ゲーセンの美少女