『ケルベロス第五の首』

未来の文学 ウルフ,ジーン【著】;柳下毅一郎【訳】国書刊行会
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地球より彼方に浮かぶ双子惑星サント・クロアとサント・アンヌ。かつて住んでいた原住種族は植民した人類によって絶滅したと言い伝えられている。しかし異端の説では、何にでも姿を変える能力をもつ彼らは、逆に人類を皆殺しにして人間の形をして人間として生き続けているという…。「名士の館に生まれた少年の回想」「人類学者が採集した惑星の民話」「尋問を受け続ける囚人の記録」という三つの中篇が複雑に交錯し、やがて形作られる一つの大きな物語と立ちのぼる魔法的瞬間―“もっとも重要なSF作家”ジーン・ウルフの最高傑作。
ケルベロス第五の首;『ある物語』ジョン・V.マーシュ作;V・R・T
 今更『新しい太陽の書』を読み始めている。