『ネコと暮らせば―下町獣医の育猫手帳』

集英社新書 野沢延行【著】
bk1/amazon.co.jp集英社
ネコは本来外で暮らす動物だ。しかし、現代日本の特に都会では、地域が共有する空間や住宅などの事情から、ネコの室内飼いが推奨され、ともすればその本性や習性が抑えられがちである。ネコもヒトも自立心の強い、個性豊かな生きものである。それが一緒に暮らすとなると、刺激的なだけにまたお互いストレスもたまる。時代とともにペットとヒトの関係も変わる。本書では、東京下町の獣医師である著者が、その体験に基づいて、ネコとヒトが現代を共に生きるためのよりよい関係を提案する。
第1章 縁あって猫の飼い主となる;第2章 猫には猫の秘密がある;第3章 猫を室内で飼う;第4章 野良猫とのつきあい方;第5章 猫と暮らすということ;第6章 猫の食事;第7章 猫の健康;第8章 猫の家庭医学