『古書ワンダーランド〈1〉』

横田順弥【著】平凡社
bk1/amazon.co.jp
「こんな本、見たことない!」古書通も思わず唸る珍本・稀本のオンパレード。ようこそ、古書の不思議世界へ!本書は、約五十年間の古書収集過程で掘りだした大爆笑・信じられない内容の珍本・稀本・説明不可能な本、あるいは体験などをリアルタイムで笑い話中心にまとめたものです。
栄冠涙あり;元憲兵が書いた本;お伽噺シリーズの謎;鬱病の特効薬;若松コロニーの研究書;百円の座右の書;荷風殴打事件の真相?;ジャック・ロンドンの珍訳書;『趣味の科学探偵』のこと;明治の家庭医学書〔ほか〕
横田順弥:1945年佐賀県生まれ。東京育ち。68年法政大学法学部卒業、71年SF小説「宇宙通信X計画」でデビュー。その後「SFマガジン」に『日本SFこてん古典』を連載。創作のかたわら古典SFの収集・研究を行う。近年は、明治・文化風俗史、古書関係のエッセイも多い。88年『快男児押川春浪』で第9回日本SF大賞受賞