料理日記:超スゴイ鶏ムネ肉のソテー

zabon2004-01-26

 料理板の鳥はむスレや、鳥胸スレでも紹介されていて、ずっと興味はあったのだが、面倒くさそうで……。作ってみて、びっくり。ここここ、これぞ神の味!! ウマーーーーーーー!!
鳥ムネ肉のおいしいレシピ173-

一応、チキンソテーもレシピェ。
 胸肉を用意する。ここでは市販サイズのものを対象に、火加減などを説明。
 特にカットする必要はなく、あまり脂が多いのは好まない人だけ皮を取る。
 粗塩(なければ調理塩と味の素でOK)を表面に手で揉みこむ。
 十分揉みこんだら、俎板の上で、包丁の背で十分叩く。
 塩・胡椒・昆布ぽん酢・砕いたコンソメの素ごく少量をまぶして、10分ほど冷蔵庫で寝かす。
 その間にフライパンを温めておく。油は少なめ(重要)
 市販のから揚げ粉1と小麦粉5を混ぜたものを胸肉の表面に丁寧に被う。
 投入前によく余分な粉を払って(必要以上に払う必要はありません)、投入。
 投入後2分程度までは強火。片面に色がついたら(こげ色ではごく薄い段階)ひっくり返す。
 同時に火を中火にして、さらに4分。
 火を止める。油きり、もしくは油吸い紙を敷いた皿の上に胸肉を退避、休ませる(重要)
 その間に超速攻でフライパンをざっと洗う。面倒なら、紙でふき取るのでもかまいません。
 6〜8分ほど休ませたら、フライパンを温め始める。中火でOK。
 十分温まったら、胸肉を再度投入。投入と同時に強火にして、片面90秒ずつ焼く。
 火を止めて、バターを投入。溶けたバターがかるくまぶされたら、ソテーは皿へ盛り付ける。
 バターが溶けきったら、レモン汁30ccを入れて、ソースにする。絡んだら即盛り付け。
 このレシピェでは、塩胡椒の味付けを下味の段階でつけてしまっているので、用調整です。
んなとこですかね。ソテーはから揚げ以上に、休ませる時間が必要。
いいとこのレストランでもこの「休ませる」ことをしていないところがほとんどなので、
絶妙の休ませ時間を体得したら、これまで食べたことないくらいジューシィなチキンソテーが…w
是非みなさんもためしてみてください!

昆布ポン酢>だし昆布+しょうゆ+酢、から揚げ粉>小麦粉+片栗粉、バター>マーガリン、味の素とコンソメは持ってない。
 って、実は昨夜弁当用に作り置きして試食したら、寒さのせいか生焼けだったのだが(笑。ま、朝どうせレンジにかけるし)、スゴさは充分にわかった。
 もも肉のぷりぷりした感触とはまったく違う、むね肉特有の肉の旨みとしっかりとした歯ごたえが生きていて、なおかつ、ジューシーでやわらか。焼き立ての衣もかりっと香ばしく、ポン酢の酸味と、レモンのさわやかな香りと、バターのこくが、また肉の旨みを引きたてる。ちと塩辛かったのは、最初にもみこんだ塩を、もう少し念入りに落とすべきだろうなあと。くはっ、また鳥むね買って、完全版を目指すぞ!!
生焼け対策

>>これまで作ってくださった方の中で、生焼けが何度かあった方
 生焼けを経験してしまうと、どうしても慎重になって焼き過ぎてしまう事が
多くなると思います。でもそうしてしまうとベストの柔らかさを逸してしまう
事も多くなります。ですので、レシピェを少しアレンジします。
 油を多めにして、片面焼いてひっくり返した後はフライパンを傾けて、
下方に流れてくる油を大き目のスプーンですくって、何度も何度もソテーにかけ、
上面からの火の通りも同時並行で行ないます。
 これは通常レストランで行なっているソテーの作り方です。このやりかたを
173で述べたソテーのレシピェに加える事で、より失敗を防ぐ事が出来ると思います。

 それはそうと、鉄のフライパンが欲しいのね。