『僕の家』

大江千里【著】角川書店
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一人暮らしを初めて20年。犬と同居して10年。実は不動産フェチ。奥沢のワンルームからスタートして、お化けの出る家、瀟洒なマンション、原宿の隠れ家、郊外の一軒家、西麻布のマンション、ニューヨークのアパート…数々の家遍歴を重ね、築50年の日本家屋に住んで思ったこと。家はその時期の自分を映し出す。その時、何が必要で何が大事だったのか。自分の立ち位置が見える家…僕が見える家は、今、何処なのか。居心地のいい場所を探して、本日も賃貸物件を散策する。
日本家屋の1年目;はじめての一人暮らし;「おばけ」の出る家;不動産業界を泳ぐ妖しくもチャーミングな人;夏の家;高級賃貸マンション「ラナイ」内覧ツアー;NY City Life;夜逃げ;ご乱心の秋;ニュータウン;「流れ星ハウス」の見た夢;それぞれの家;別れの予感;夢見るように眠りたい;犬との暮らし;西を向こう家;それでも僕は動く