『世界のすべての女を愛している―ジョルジュ・シムノンと青春のパリ』

長島良三【著】白亜書房
bk1/amazon.co.jp
パリの名探偵『メグレ警視』シリーズの生みの親シムノン。夢と狂乱の黄金時代(1920年代)、画家や作家や詩人の卵たちが屯するモンマルトルを舞台に、芸術家や様々な女たちとの交遊を生き生きと描き、大作家シムノンの本質を捉えた異色伝記。
パリへ;大女ジャンヌ;婚約者ティジー;ピラールという女性;モン・スニ通りのアトリエ;パリのヘミングウェイ;結婚;ヴォージュ広場と、デニーズ;大衆長編小説家と、パリの妓楼;『壁抜け男』;ジョセフィン・ベーカーとカフェ“ドゥ・マニ”;メグレの誕生;犯罪者識別パーティ;シムノンの父と母;戦争がはじまった!;「あと二年」の命;弟のクリスチャン;戦後のパリ