『鏡の影』

佐藤亜紀【著】ブッキング
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中世ヨーロッパ、土埃にまみれ泥酔した農民たちは「野良靴を居酒屋の入口に掲げ」て、世の中を変えるために坊さんを吊るそうとしていた。だが、ヨハネスにとって、全世界を変えるにはたった一点を変えるだけで充分に見えた。世界の奥義に気付いてしまった彼の呪われた人生が始まった。惑星直列、占星術、妖術、異端審問、宗教論争、政治、そして見え隠れする堕天使…退廃と知に彩られたドグマ崩壊を描く壮大な物語。「『日蝕』の贋作疑惑騒動とは別」に「90年代の日本文学の大きな収穫」は「いつでも手に入る状態にあるべきだ」との多くの示唆についに復刊。
 うーん、この内容紹介は感心しないなあ。ブッキングだからしかたがないのか。