『つげ義春を読め』

特装版 清水正【著】鳥影社 付属資料:別冊1
bk1/amazon.co.jp】9,524
第1部 つげ義春を読む(『チーコ』をスーパー批評する―テキストの解体と再構築;『チーコ』と『別離』―冷徹な視線で描く男と女のドラマ ほか);第2部 つげ義春を再読する(『海辺の叙景』再読―コマ絵の中に秘められた謎;『ねじ式』再読―“ここ”ではない“どこか”へ ほか);第3部 つげ義春・男と女のドラマ(『退屈な部屋』を読みながら;『隣の女』を読みながら ほか);第4部 つげ義春・回想と文学(わが青春の一モメント―ドストエフスキーつげ義春を読んでいた頃;つげ義春のマンガと井出彰の小説『精進ケ池へ』―つげ的小説の日常
清水正(シミズマサシ):1949年我孫子生。日本大学芸術学部文芸学科卒。現在、日本大学芸術学部文芸学科主任教授。日本大学大学院芸術学研究科教授。所沢校舎で「マンガ論」を担当、つげ義春浦沢直樹望月峯太郎業田良家白土三平等のマンガ作品を講じている。江古田校舎で「文芸批評論」「雑誌研究」等を担当。批評家。江古田文学会会長。D文学研究会主宰。日本文芸家協会会員