『ナボコフのドン・キホーテ講義』

ウラジーミル・ナボコフ著;行方昭夫;河島弘美訳 晶文社 1992.6.30
474p 19cm(B6) ¥4,800(本体¥4,660)
原書名:LECTUERS ON DON QUIXOTE〈Vladimir Nabokov〉
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幾百年の歳月のなか、数多くの解釈にまみれてきたドン・キホーテ。憂い顔の騎士の真の姿を見つけるべく、ナボコフは物語を解体する。永遠の古典をあざやかに読みかえる批評の精髄。要約付。
1 ドン・キホーテ講義録(二つの肖像、ドン・キホーテサンチョ・パンサ;物語のしくみについて;残酷さと瞞着について;セルバンテスと偽作者;勝利と敗北);2 ドン・キホーテ物語と批評―ナボコフ流要約
 10年以上前の本だが、まだ生きているっぽい。ナボコフも今後読んでみたい。名作をつぶしにかかろうかなあと考え中。