『ミラードリームス』

キャサリン・ウエブ【著】鳥見真生【訳】
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およそ百年前、若き魔法の使い手リーナン・カイトは、“安息郷”の王タルシンの命を受けて、“闇の砦”と戦い、悪夢を司る魔王ブルタックを死に至らしめた。秘密組織“銀の手”を率いるリーナンが、術と力の限りをつくして繰りひろげたこの戦いは、夢の領土に暮らす民の心に深く刻まれ、伝説となって語り継がれている。しかし、英雄リーナンがその後、“水の果て”の美しき領主リザーナによって謀反の濡れ衣を着せられたことはあまり知られていない。リーナンは一転、地下牢に幽閉され、拷問に耐える身となった。謀反は立証されず、ついに釈放されたリーナンは、遠く都を離れ、辺境“嵐の果て”の領主となった。そこで彼は、眠りの中で“夢見人の地”を訪れることを唯一の楽しみとする、静かな日々を送っていた…。14歳の少女が書いたポップでロマンティックな、ちょっと大人のファンタジー

 ……14歳が書いた「大人のファンタジー」ってどうよ?(--;