優男たち―アレナス、ロルカ、プイグ、そして私

ハイメ・マンリケ【著】;太田晋【訳】青土社
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ある文学的な、熱帯の、ボーイズ・ラヴの物語。アルモドバルのようにエモーショナル、ウォン・カーワイのようにセンシュアル、パゾリーニのようにセンセーショナルな、衝撃のラテンアメリカ・ゲイ作家列伝。
1 脚―幼年期と思春期の回想;2 マヌエル・プイグ―ディーバとしての作家;3 レイナルド・アレナス最後の日々―海のごとく深い悲しみ;4 フェデリコ・ガルシア・ロルカと内面化されたホモフォビア;5 もうひとりのハイメ・マンリケ―死せる魂;6 最近
ハイメ・マンリケ:1949年コロンビアに生まれ、映画と文学を愛するゲイとして成長する。高校時代に渡米、コロンビア大学の創作講座でプイグの薫陶を受ける。ニューヨークで英語による作家活動に入り、アレナスと親交を結ぶ。二人の死後、初のゲイ・ノヴェル『マンハッタンのラテンの月』(92年)、詩集『ロルカと過ごした夜』(97年)などで注目を集め、『優男たち』(99年)はジョンソンの『詩人伝』に喩えられる高い評価を獲得した。近年は『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』の書評者として活躍、コロンビア大助教授として教壇にも立つ

ムーミンパパの「手帖」―トーベ・ヤンソンとムーミンの世界

東宏治【著】青土社
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1(もっとも幸せな幼年時代;安らぎの空間、憎しみの空間;スナフキンアウラスナフキンと自由 ほか);2(ムーミンパパの「発見の手帖」;ヤンソンの方法;ポリフォニー、その他手法について;さし絵と地図の愉しみ ほか)
東宏治:フランス文学者。1943年生まれ。京都大学文学部フランス語学フランス文学専攻を卒業後、同大学院博士課程修了。現在、同志社大学教授

負の数学―マイナスかけるマイナスはマイナスになれるか?

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アルベルト・A・マルティネス【著】;小屋良祐【訳】青土社
マイナスかけるマイナスがマイナスになるような数学のシステムをつくることができるだろうか?実はできる。しかし、この話はあまり知られていない。こういった遊び心満載の逸脱もその歴史も、ふつう学校では教わらない。これはちょっとした秘密である。あたらしい数学理論の世界。
1 はじめに;2 問題;3 歴史 無未満がひきおこした大騒動;4 歴史 意味のある表示・無意味な表示;5 歴史 根本的に新しい数学をつくる;6 いくらか柔軟な数学;7 意味のある数学の構築
アルベルト・A・マルティネス:テキサス大学オースティン校で科学史および数学史の講義を担当する。歴史の研究を通じて、科学的創造性のより良い理解と物理学と代数学の要素における曖昧さを明確にすることを目指している
小屋良祐:1963年生まれ。東京工業大学大学院博士課程修了。理学博士。現在、横浜市立大学国際総合科学部準教授。専門は数論的幾何

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アルベルト・A.マルティネス 小屋 良祐
青土社
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