『へんな乗り物』
へんな乗り物探検隊【編】ネコ・パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4777051846/zabon-22/
誰が見ても面白い、かわいい、摩訶不思議…。一見、何の用途に使うものかわからない…。そんなユニークな見た目の乗り物たちが大集合。それぞれが課せられた使命を果たすべく、目的別に進化したその形態は「なるほど」の宝庫。乗り物好き、メカ・マニアはもちろん、老若男女を問わず見て楽しい、読んでためになる写真とうんちくが満載。
4輪車編その1―乗用車(BMWイセッタ;フィアット・ムルティプラ ほか);4輪車編その2―働くクルマ(メルセデス・ベンツ ウニモグ;除雪ドーザー65ZA/モーターグレーダーMG500‐S ほか);鉄道(札幌市ささら電車;松山人車 ほか);自転車(アレックスモールトン;キャノンデール;2WDバイクTERYO SPIRAL;タルタルーガ・タイプRE;ジャイアント・リバイブ;ライクアバイク・フォレスト;ライトスピード・トライシイクル;サーリー・カナンドラム・ユニ;キャリーフリーダム・ザ・シティ);二輪車(ピアジオMP3;ホンダNR ほか)
『タイムマシン』
セルカン,アニリール【著】日経BP社;日経BP出版センター〔発売〕
1988年、15歳の僕たちは、ドイツ・ケルン市に巨大なタイムマシンを作り上げた。世界初の時間旅行をめざして―スイスにある厳粛な寄宿学校を退学になった13人の少年たちは、一度は世界中に散らばるが、ドイツに再び集結する。仲間とタイムマシンをつくるために。「タイムマシンだと、ふざけるな」「君たちくらいの年頃は、そういうつまらないことに興味を持つものだよ」そんな理解のない大人たちも、しだいに少年たちの熱意に動かされていく。やがて、少年と父親たちの手によって組み立てられたタイムマシンは、みんなの“希望”を乗せて動き出すのだった。果たしてタイムトラベルは成功するのか?少年たちの未来は?気鋭の科学者が、自身の体験をもとに記す青春ストーリー。
セルカン,アニリール:1973年、ドイツ生まれ。トルコ国籍。東京大学大学院建築学専攻助手。工学博士。宇宙エレベーターなどの研究で、アメリカ名誉勲章やケンブリッジ大学物理賞を受章。トルコ人として初の宇宙飛行士候補に選ばれる。現在はインフラに依存せずに生活できる空間技術「インフラフリー」について研究している
人生を変える1冊(のひとつ)
新しい世界への扉
『キングとジョーカー』
扶桑社ミステリー ディキンスン,ピーター【著】;斎藤数衛【訳】扶桑社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594052592/zabon-22/
現実とは異なる家系をたどった英国王室。王女ルイーズは、いつもと同じ朝食の席で、父王の秘密に突然気づいてしまう。しかしその朝、とんでもない騒動が持ちあがった。食事の皿に、がま蛙が隠されていたのだ!こうして、謎のいたずら者=ジョーカーの暗躍がはじまった。罪のないいたずらは、ついに殺人に発展。王女は、ジョーカーの謎ばかりか、王室の重大な秘密に直面する…CWAゴールド・ダガー賞2年連続受賞の鬼才が、奇抜な設定と巧緻な謎解きを融合させた傑作、復活。
ディキンスン,ピーター:1927年、ザンビア生まれ。兵役をはさんで、イートン校、ケンブリッジ大学で学ぶ。「パンチ」誌の編集・執筆を経て、68年に作家デビュー。はじめての2作のミステリー『ガラス箱の蟻』『英雄の誇り』でCWAゴールド・ダガー賞を連続受賞。児童小説でも数多くの受賞歴を持つ
斎藤数衛:英米文学翻訳家。元早稲田大学教授