『図書館はまちの真ん中―静岡市立御幸町図書館の挑戦』

図書館の現場〈6〉 竹内比呂也;豊田高広;平野雅彦【著】勁草書房
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326098325/zabon-22/
本書は、公共図書館が荒波にもまれ変革を求められているなかで、図書館サービスの変革に向けて二〇〇四年秋にその一歩を踏み出した静岡市御幸町図書館の開館にいたるまでの議論と開館後の実践を記述したものである。本書では、この記述を通じてこれからの公共図書館のあるべき姿の一つを描き出そうとした。
第1章 街場の図書館はビジネスに効くか;第2章 御幸町図書館とは;第3章 ビジネス支援サービスで選書が変わる;第4章 連携がビジネス支援を可能にする;第5章 ニーズを知り、組織を変える;第6章 市民が活動し、図書館を支える;第7章 人材を確保し、育てる;第8章 まちの真ん中に図書館をつくる
竹内比呂也:1961年福井県に生まれる。1987年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程(図書館・情報学専攻)修了。千葉大学文学部助教授、千葉大学附属図書館ライブラリーイノベーションセンター・リサーチフェロー
豊田高広:1958年静岡県に生まれる。1981年慶應義塾大学文学部社会学専攻卒業。同年静岡市役所入所。現在、静岡市御幸町図書館長
平野雅彦:1960年静岡市に生まれる。現在、アート・シーンから教育現場まで、ジャンルを超えた知を編集し続ける情報プランナー。広告賞多数。静岡市御幸町図書館基本構想等策定委員、静岡市図書館協議会会長、静岡大学人文学部非常勤講師