『売れるマンガ、記憶に残るマンガ』

米沢嘉博【著】メディアファクトリー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840118027/zabon-22/
国内最大イベント“コミケ”を創り上げた男。職業でもなく趣味でもない“道”という生き方を貫き、マンガ道に殉死した米沢嘉博コミケの生の姿が見えるコミック評論集。
伝奇SF再生の兆し;コミケット59のお知らせと周辺状況;全てこの世は事もなしの2000年;冬コミのちょっとしたレポート;台湾同人誌即売会見聞記;マンガに日常のリアルを取り戻せ!;SFマンガは再生するか?;新世紀と新雑誌;マンガ賞の季節;イベントの夏、夏のコミケ〔ほか〕
米沢嘉博:1953年3月、熊本県生まれ。明治大学在学中の1975年、批評集団「迷宮」を結成、評論活動を開始する。同年12月、日本初のマンガ同人誌即売会コミックマーケットコミケ)」第1回を開催。1979年にはコミックマーケット準備会代表に就任し、以後、逝去直前の2006年9月まで代表を務めた。1997年より2002年まで、朝日新聞社主催「手塚治虫文化賞」の選考委員を務める。2001年には、日本マンガ学会の発足に関わり、逝去まで理事を務める。2006年10月1日、逝去。享年53年。長年にわたり「コミケの顔」として、マンガファンに親しまれ、コミケを国民的に認知される巨大イベントに育てあげた。その一方で評論家としても活躍。マンガに留まらず幅広いジャンルにわたり執筆活動を行う