『獣の奏者〈2〉王獣編』

上橋菜穂子【作】講談社
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、王獣を操る術を見つけてしまったエリンに、学舎の人々は驚愕する。しかし、王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」であった。その理由を、エリンはやがて、身をもって知ることになる…。王国の命運をかけた争いに巻きこまれていくエリン。―人と獣との間にかけられた橋が導く、絶望と希望とは?著者渾身の長編ファンタジー
上橋菜穂子立教大学大学院博士課程単位取得。専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民族アボリジニを研究。女子栄養大学助手を経て、川村学園女子大学助教授。著書に『精霊の木』『月夜の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』と三作合わせて路傍の石文学賞)、『虚空の旅人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』と四作合わせて厳谷小波文芸賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞、児童福祉文化賞、JBBYオナーリスト)、『蒼路の旅人』『天と地の守り人ロタ王国編』、『孤笛のかなた』(野間児童文芸賞)などがある

獣の奏者 II 王獣編
獣の奏者 II 王獣編
posted with amazlet on 06.11.24
上橋 菜穂子
講談社
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