『悪霊館―サイモン・マースデン写真集』

エディシオン・トレヴィル；河出書房新社〔発売〕マースデン，サイモン【解説・写真】；平石律子【訳】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309906915/zabon-22/
悪霊たちが巣喰う呪われし城館。ゴーストハンター、サイモン・マースデンがイングランド、アイルランドに実在する呪いの城館を逍遥。僧侶との禁断の恋、身籠もった美しき修道女エルフリーダが亡霊と化した数奇な運命。イングランドで魔女として最後に処刑されたコモン未亡人の幽霊。クリスマスの夜、隠れんぼに興じウエディングドレス姿のまま衣装箱に閉じ込められたうら若き花嫁は後に骸骨となって発見された。今でも廃墟と化した館には彼女を探し求める花婿の悲痛な叫びがこだます。『幽霊城』に続く、サイモン・マースデン写真集待望の復刻版第二弾。
フェザーストンホーフ城；ローザー城；アサルハンプトン・ホール；エルム牧師館；ゴーマンストン城；サンドフォード・オーカズ・マナー；ガイズ・クリフ；ホイットビー僧院；ハーミッツ・チャペル；ハーミテージ城〔ほか〕
マースデン，サイモン:１９４８年イギリス生まれ。１９６９年より写真家としてのキャリアをスタート。以後ヨーロッパ、中東、アメリカを旅しながら赤外線写真を駆使した幻想的、超自然的な作風で廃墟や霊域を撮り続け、国際的な評価を確立している