『決闘の話』

藤野幸雄【著】勉誠出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/458505362X/zabon-22/
フェアプレーの精神にのっとり、一対一で殺し合う。人はなぜ、そのような行為をするのか。決闘にまつわる話ほどまったく愚かで、面白い話柄はあるまい。と同時にこれほどまでに人間の心理と行動の背反した真実をつきつける話もすくないようだ。現代社会では決闘の風習はなくなっているが、その結果、人間社会に何が行われるようになったのかを見つめておくことも必要だろう。人間心理の深奥を垣間見せるヨーロッパの決闘史をひもとく。
序章 決闘というもの;決闘の作法;決闘の歴史;イタリア・スペインの決闘;フランスの決闘;イギリス・アイルランドの決闘;ドイツ・東欧・北欧の決闘;ロシアの決闘;アメリカの決闘;文士の決闘;女の決闘・異例の決闘;終章 闘いの果て
藤野幸雄:愛知学院大学客員教授図書館情報大学名誉教授。専門は図書館史、出版文化史。1931年、群馬県に生まれる。東京外国語大学ロシア語科卒業、カリフォルニア大学(UCLA)大学院に留学。図書館情報大学教授、同副学長、東京農業大学教授を経て現職
藤野先生、息災そうで何よりですわ〜。

決闘の話
決闘の話
posted with amazlet on 06.05.19
藤野 幸雄
勉誠出版 (2006/05)